ニンジンでも

冷蔵庫で出番待ちの葉付ニンジン。ローズマリー、柿渋染めの後にいよいよニンジンの葉で染めてみました。ネットで買ってあった銅の媒染液を使って綺麗な若草色に染まりました。夜になって残液があったので、シルクコットンの糸を2枷を同じ媒染で染め、今朝まで寸胴鍋に浸して一晩おいてみると、うすい抹茶色に染まっていました。このところ草木染づいて、手元の染め物の手引書を眺めては、クズ、ヨモギ、クコなどなど染めてみたい草花のあれこれが浮かんできます。アイの生葉染もやはりやりたかったと今になって考えたりもしています。色水遊びは大人になっても楽しいものです。

 

娘の手を借りて昨日も猫ヒタの手入れをしました。次々に生えてくる草との競争はこれからです。ハトもシジュウカラもスズメも日々のやすらぎを与えてくれますが、ヒマワリの殻の片づけはさくらの仕事です。こぼれ種から芽を出したヒマワリも時々見かけますが、開花するほどには育ちそうにありません。手入れを終えた猫ヒタで鳥たちはヒマワリを啄み、羽を広げて砂浴びをし、水を飲み、水浴びをして過ごしていきます。織の手を休めて目にする光景は、さくらの心を解きほぐしてくれる大事な時間です。

 

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