K君のアサガオ

裏隣りの家のK君に貰ったアサガオの種を蒔いて、成長を楽しみにしてきました。蔓から出た葉の際には几帳面に蕾が付いていて、根元に近い蔓から目が覚めるように鮮やかな赤い花が1輪咲いていたのです。丁度顔を合わせたK君のお母さんに「アサガオが咲いたのよ、K君によろしくお伝えして」と声をかけました。梅雨も明けそうな気配で、このところ続けて雷と強い雨風にアサガオの葉も破られ、うなだれています。今日も昼近くになったこの時間に雷が鳴り始めました。黒い雲に雨の予感、やっと咲いたアサガオが心配な雲行きとなってきました。

 

このところ活字に気持ちが動いて機から離れていましたが、ふと外に目をやって裂き織りをとおもったのは、目にしていた古い「季刊 銀花」で裂織りが取り上げられていたからかも知れません。前々から紅絹裂織りをやって見たくて、ストールを織ったりしてきました。紅絹の赤も色々で、取り合わせてみると複雑な色合いが面白く、いつ整経したのか5m程の黒い絹を見つけたので、手持ちの黒の絹糸を整経して、400本程の経糸としました。古い古い紅絹の裂き糸を使ってやっと紅絹の裂き織りが始められます。織りを始めたいと思った原点の紅絹の裂き織りです、沢山の裂き糸をミカンの箱から取り出してきました。

 

f:id:sakura1944:20210717124633j:plain f:id:sakura1944:20210717130233j:plain

f:id:sakura1944:20210717124819j:plain f:id:sakura1944:20210717124823j:plain f:id:sakura1944:20210717124826j:plain