ヒヨドリ

12月に入ってすぐに西側の小さな窓と玄関、リビングにささやかなクリスマス飾りをしたと思ったのに、もうあと2週間もすればお正月飾りに変わります。玄関先の明かり取りのガラスのはめ込み窓に飾ったノバラの実とオリーブの小枝の小さなブーケ、今日お使いから帰ってふと気づくとバラの実がほとんど無くなっています。足元を見ても一粒のバラの実が落ちているだけです、このところ猫ヒタに来ているヒヨドリが啄んだようです。もう一度バラの実を採りに行ってこようと思っています。ヒヨドリは干しているミカンの皮も、大きなアオキの実も啄むのです。

 

日曜日の朝刊の楽しみ、朝日歌壇の短歌の欄です。常連のご家族が二組、今回は松田家の姉妹でした、時によってはお母様と3人で取り上げられていることもあり、ご家族の様子が伺えて微笑ましく、羨ましくも感じられます。

  母のこと知ってるようでわからない一番好きなものは朝焼け

                  松田 梨子

  姉が来て母が来て父までも来て私の迷い聞いては帰る

                  松田 わこ

さくらは夕焼けが好きで夕焼けを見るたびに娘に「見て見て夕焼け、きれい」言うたびにガラス戸越しの夕焼けに目をやり、カメラを持ち出して西空にカメラを向けてくれます。今回も新聞を差し出すさくらに「お母さんは夕焼けね」と言われました。振り返りつつ夕飯の支度をするのがさくらの日常です。

 

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