肉まん

「粉からはじめるレシピ」という10年以上も前に出版されたレシピ本があり、リビングの本棚から時々手にとっては眺めていました。パン、パスタ,点心、おやつなどに分かれてさくらの作りたい心をくすぐってきます。やる気をそそられながらも時々眺めては実行しないまま過ごしてきました。しばらく前にレシピと首っ引きで肉まんを作ってみました。不格好な小ぶりな肉まんは意外においしくできて、息子が小学生の頃作文で「お母さんがパンを作ってくれます。時々失敗するけど材料がいいからおいしいです」と書いたことなどを思い出しながら昼食にいただきました。その後またと思いながらその時の為に肉まんの具を作って冷凍しておきました。久しぶり一昨日それを解凍して肉まんを作ってみました。前回と同じように不格好で小さな肉まんが出来上がりました。自家製の肉まんは皮がしっかり食べ応えがあり、パン生地のような軽い皮とは違い「食べたー」と言う感じで遅い昼食を終えました。

 

家の前の畑の隅に植えられたままの梅の木があります。毎年小さな白い花をつけて目を楽しませてくれます。今年も米粒のような小さな蕾をつけた枝でシジューカラがヒマワリの種を啄んでいます。リビングの雨戸をあけた今朝、その白梅がほころんで今朝の冷たい北風の中で春を運んでくれています。2月に入って早々の昨日は暖かな一日で春を感じた日でしたが、打って変わって冷たい北風に震え上がる程の寒さです。この繰り返しで迎える春を家仕事を楽しみながら待ちましょうと今日も機仕事です。