春をいただく

近くの川にかかる橋のたもとに植えられたサクラは、今年も早くから開花して、先日も通りかかった際に咲き始めていたのを見ていたので見に行きました。河原では新芽を伸ばし始めたからし菜を摘んで、水の湧き口の傍にクレソンを探しましたが一度無くなったそれは、元に戻ることはなく、クレソンに似た水草らしく、調べてみることにして採集を諦めて帰宅しました。からし菜は湯がいて辛し和えにして夕食の一品に、ほのかな苦みが春を感じる食感で、今年もこれから暫くは川沿いのウォーキングは素通りできないひと時になります。

 

暖かな日が続いたので、簡単な猫ヒタの手入れをしました。そろそろ落ち葉を取り除いても良い時期になったこともあって、落ち葉掃除と共に枯れ枝切りやそろそろ伸び始めた雑草も、新芽が出始めたバラも思い切って娘に刈り込んでもらいました。裸木のようになったツルバラですが、すぐに新芽が伸びて、ヒマワリの種を啄みに来るシジュウカラの姿が、隠れるようになるのも時間の問題と思われます。去年の秋に株分けして植え替えたクリスマスローズの花は、今年はずいぶん少なくて来年に期待しましょうと自分に言い聞かせて楽しんでいます。