市立博物館

昨日は出かけていた娘と駅で落ち合って、ひと駅隣の駅前の県立公園にある市立の博物館へ行ってきした。日曜日で何時より人出はあるものの、相変わらず静かな公園で最後の桜を楽しんでから博物館へ。公園の下に住んでいた頃から、時々訪れる博物館ですが、展示品もあまり変わらず、もう少し工夫が必要という感じで、企画展の内容に興味が持てるときは出かけてみる程度ではあります。今回は市内で見ることができる植物の標本とボタニカルアート、収蔵品の植物があしらわれた着物、工芸品の展示でした。200円という格安な入館料で、今回は市内の「植物図鑑展」ー標本からアートまでーと銘打った企画展でした。小さなハンドブックには市内で見ることのできる植物が載っていて、それを持って市内の散策をという言葉が添えられていました。身近で目にする植物が200種類余りの写真と展示されていた工芸品の写真も添えられ、これをもって出掛けてみようかと考えています。

 

猫ヒタの花々もこのところの気温の上昇にひと際盛り上がった株が目立ち始めました。遅い秋から咲き続けているビオラは勿論、ネメシア、ナツシロギク、デルフィニューム、ヒメウツギ、ヒューケラ、ローダンセマム、ミヤコワスレガザニアオダマキのいろいろとこれからの開花が待たれる季節になりました。シジュウカラも抱卵を始めたようで、巣箱の周囲は静かで、今年は巣立ちの時期も早まりそうだと期待しています。

3猿人形焼き

3日ほど前の夕方の事、前触れなく来た仲良しのSさん。「日光に行ってきたの」タイ焼き風のあんことクリーム入りの焼き物と、3猿をかたどった人形焼きを手に「これを買いに午後から日光まで行ってきた」との事。昨日の午後から娘さん家族と行ってきたとの事で、「帰ったら9時になっていたので」という事で翌日届けてくれたのでした。3猿の人形焼きを、言わずは娘が、聞かざるはさくらが、見ざるは2人で分けていただきました。それにしても家族で日光までこれを買いに行く気力は持ち合わせない我が家と、いつも元気なS家の家族のパワーに脱帽です。

 

今朝は気になっていた猫ヒタの手入れ。階段わきの花壇は草取りだけで簡単ですが、花が咲き始めた草はそれなりに可愛らしく「ごめんね」という感じです。それでもそれらを抜いて置かないと、これから陽ざしが強くなるとあっというまに草ぼうぼうの花壇になってしまうのです。日当たりの良い前庭は草取りと、少しの植え替えをして、家周りに敷きつめた砂利の中に映えた草は簡単に抜け、空き家になった裏隣りの庭から根を伸ばしてきたドクダミは、気を付けないとあっという間に蔓延ってきそうで要注意です。チューリップとクリスマスローズは花柄を摘みました。ネメシア、イチゴ、ビオラ、が咲き始め、西洋オダマキ、ローダンセマム、ミヤコワスレ、ナニワイバラは蕾が膨らみ始めて開花が楽しみです。

 

何年振り?

久しぶりに伊豆に住む兄夫婦に会ってきました。3泊4日の旅でしたが、出かけるときからの悪天候に「雨女に戻った」と娘に言われるほど天気に恵まれない旅でした。それでも2日めには3人でいつも行く池地区と呼ばれている、低い山に囲まれた田んぼの周囲を歩くことができました。大雨の影響で崩れてしまった土砂が田んぼに入り込んで、この2年ほどは田んぼの改良に取り組んでいて、それはまだ時間がかかりそうな作業に見受けられました。義姉とは久しぶりのお喋りに「良く話があるねえ」と半ばあきれられるほど。溜まった話に時間を費やしました。

 

最近草編みにはまっている義姉の作品を見せてもらい、さくらの手持ちの糸や青苧が役に立ちそうなので、帰宅して早速遊び部屋の衣装ケースに入れた糸を探し、玉巻器で何色かの麻糸を玉に巻きました。今日はコンビニから伊豆に送りたいと思っています。猫ヒタの西洋オダマキの花芽が大きく伸びて蕾をつけ始めました。これからの春の陽ざしに次々と草花の芽が伸びて来ることと楽しみです。

春の花

昨年の秋に植え込んだ球根類が咲き始めました。薄い黄色のチューリップは2年ほど前に買い求めたものですが、3年目になる今年は秋に植え場所を移して、10個ほどの球根を入り口近くの花壇の端に植え込みました。小さめの花が15輪ほどついて、急に暖かくなった昨日は、全部の蕾がほぼ開花しました。その奥には5色のヒヤシンスも咲き始め、ミニスイセンも鮮やかな黄色の花がもう少し目を楽しませてくれそうです。裂き渋っていた感があるサクラももう少しで満開となるでしょう。

 

バラのアーチに取り付けたシジュウカラ用の巣箱にも、このところ番らしい2羽が出入りし始めました。今年は少し早い時期に巣作りが始まって、抱卵は2度ほどになるかと期待しています。ハトも番で訪れ、ヒヨドリは水場で入念な水浴びに余念がありません。いよいよ春と感じるような陽射しが眩しく、猫ヒタの手入れに気が向き始めたこのところのさくらです。

朝の事

一日の始まりに、ルーティーンのようにこなしていることがあり、毎日それが終わらないと「今日は出来なかった」と思ってしまい、「明日はやろう」と思うことがあります。起き抜けに口を漱ぐ、牛乳沢山のコーヒー、白湯を飲む、新聞を読み血圧を測る、前日の「天声人語」を書き写す、「源氏物語」を読み下す、これらが毎朝の習慣です。日によって「源氏」までたどり着かないこともあって、今日は出来なかったという事はままあります。これらが終わって朝食をとるのが毎日の習慣で、それほど大変なことではなくて、やりたいことをやっているというほどの事なのですが、友人に話すと「すごい!」と言われます。「天声人語」の書き写しは1年を過ぎて、ノートは13冊目に入って、1年が過ぎました。今までのノートはとってありますが、使い道はなく、もう一度読み返してから処分しようかと考えています。

 

45cm幅の綿布は5m弱に織り上がって、次は有りきりのクリの渋皮染の綿糸を経糸に張って、何で染めたか忘れたまま取り置いた極細の糸の3本取りを緯糸にして、38cm弱の幅の綿布を織り始めました。前に使った薄灰色の綿糸も2本取りにして、2色の糸を1段おきに織っています。織三昧の日々に感謝。

木綿糸で

だいぶ前に草木染にした3種類の糸、鉄媒染して灰色にしたのは確かですが、何で染めたかはわからず仕舞いです。筬通しに苦労した今回は、40羽と言って筬目が細かく、通し終って一休みしたくらいでした。緯糸はこれも染材不明のごく薄い灰色の綿糸と、ガラ紡糸を1段おきにして織り始めました。4m強に織り上げる予定に経糸を掛けましたが、3種類の糸の経糸は張ってみると収縮率が違うため、部分的に緩みが出ることもあって、おもりを提げて調整しています。薄手の綿布が織れたら、もう一度綿布をと思いながら、織り始めたばかりの作業を楽しんでいます。

 

強風と寒の戻りで、猫ヒタの草花の寒さ対策に気を揉むこのところです。低温に弱い草花にはもう一度囲いをして夜の気温低下に備えます。やっと咲いた小さなスイセンも、こんもり盛り上がるように咲いているビオラも、この寒さに耐えますようにと願っています。南からの強風に、吹き付けている大粒の雨もすぐ止んで、小さな青空が覗いています。忙しい陽気の中を、キジバトシジュウカラも餌をあさりに猫ヒタを訪れています。週末からの春を期待して今週は家遊びです。

相変わらずの

残糸整理に精を出して、年明けからほぼ毎日のように機の前に座っています。手持ちの機の最大幅で織ったストールも5枚。3m強から4m強の布も、昨日で6枚目が織り上がって、洗いを終えてベランダの竿に。ずっとウールの糸で織ってきましたが、今干してある布は大分前に柿渋で染めた糸を経糸に、ガラ紡糸を緯糸にして、30cmほどの幅の布を3m強に織り上げました。これを織りながら、「次は何を」と考えながら織り、もう一度残っている木綿の糸の整理をと考えています。

 

猫ヒタの手入れも気になっていて、「そろそろ」と思いつつ、天気予報のもう一度来る「寒の戻り」と言う言葉に「もう少し」と考えている自分がいます。昨日は仲良しのSさんから電話がありました。さくらから電話することの方が多く、彼女からかかってくると「どうしたの?」と返してしまうほどです。気になっていたことが少し解決して、その報告でした。さくらも気になっていたので「良かった!」と返しました。受話器を置いてすぐに電話がきて、次はおりひめ仲間のIさんから。こちらも気になっていたことが分かってひと段落。色々解決した夕方でした。