夕焼け

雨の降らない日が続いて、リビングの湿度も今は23%。ストーブの上にはふたを開けたやかんを置いて、気休めの湿度管理。そんな天気で楽しみなのは、毎日の夕焼けです。リビングに差し込む夕日を眺めながら、時々刻々変わる夕焼けを楽しんでいます。薄紫の空が見る間に変化して、毎日同じように「きれい」を連発しつつ夜空に代わるまでガラス越しに眺めています。何に例えようにも、語彙の少なさゆえに「きれい!浮世絵みたい!」しか出ない言葉にもどかしさを覚えながらも、同じ言葉を繰り返している日々です。

 

今年初めてだった満月も同じように朝夕眺めて感動しています。朝5時の西の空の月は、黄色く輝いて自分の影に感動し、空が薄青色に変わってくると、中空高く白く静かにこちらを見下ろしているようです。昨夜は帰宅した娘が「月がきれいだった!」と言いつつリビングに入ってきました。「そうね」答えながら夕食の準備をしながら、先ほど眺めた十六夜の月を思いました。今朝も新聞を取りに出たついでに月を見上げて心和んださくらでした。