過日の土用の丑の日、いつも行くデパートへ買い物に行ったところ、食品売り場では、鰻のかば焼きの売り場が、３か所も出ていました。高根の花のそれを横目に、買い物を済ませての帰りがけに、いつも小さな最中を買う老舗の和菓子屋さんの、ケースの横に「土用餅」の表示、朝のテレビで、昔は鰻だけでなく、「う」のつく食べ物や「土用餅」を食べたと言う話をしていたのを思いだして、「土用餅」を買ってきました。
丁度、休みだった娘と、午後のお茶に、丁寧に作られた「土用餅」を味わったのでした。こし餡の上品な甘さは、お茶と相性良く、つぶ餡には無い透明な色と味わいで、夏の暑さを清々しさに替えてくれたひと時でした。
