着物あれこれ

着物が好きなさくら親子ですが、そうそう新しく作ることも出来ないということと、古い着物の中には、今ではなかなか無いような柄行きの物があります。いまどきの体型の娘には、そのままでは着られないものがほとんどで、一昨年の暮れ頃から、今のうちに直しておいてあげようと、10数枚の着物、長襦袢などの直しなどを頼んでありました。

最後の4枚が昨日届けられて、やっとひと段落しました。柄が気に入っていたものの、裄と着たけが合っていなかった矢羽柄の着物、今では珍しい柄行きの長襦袢、頂き物の裄の合っていない結城紬らしい一重の着物、縮緬の綺麗な紅の地色の紅型は地色に薄い灰色をかけて、これから長く着られる渋い地色に生まれ変わって手許に戻ってきました。

今朝はそれらの躾を取って、箪笥に戻す事に。一重はこれから着られそうですが、あとは秋からのお楽しみに。ひと段落した我が家の着物問題、長い事気に掛かっていた娘の着物が、サイズを気にせずに着られる事になってホッとしたのでした。これからは気楽に着物を楽しむことができそうです。