昨年の夏の終わりに注文していた機が届いたので、娘の手を借りて組み立てました。伊豆へ持って行くために織り途中で機からおろして、切っておいた織り残しの経糸を使いきろうと、機に掛ける事にしました。茶色の細いウールの糸に合わせて緯を選びましたが、決めかねています。
今年はラベンダーがたくさんの花穂をつけて、濃い紫の花が小さな庭を賑やかにしてくれていますが、そろそろ刈時を迎えています。昨年はその花茎を使って、小さな敷物を織ってみました。その香りを楽しみながら織った敷き物は、今年になってもまだほのかな香りを漂わせて、伊豆での展示で来場者との会話に一役買ってくれました。
梅雨に入る前のひと時をラベンダー摘みにと、曇り空の下でラベンダーの香りを楽しみながら、一抱えにもなりそうな花穂を摘み取りました。今年も花は防虫に、花穂は織りに使う事にと計画しています。
