2日程前の夕方、仲良しのSさんから電話がありました。お花屋さんへ嫁いだ長女のkさんからポット苗がケース3個も届いたとの事。一番花が終わって店先から下げた苗で、時々そうした花が届くことがあります。「いらない?階段の花壇に植えたら?」我が家も今は次々に草花が元気になってきているので、植えられる場所も思いつかない程です。Sさんも植え場所に困っているのが目に見えています。階段の花壇というのも、昨年引っ越した裏隣りのお宅の階段わきの花壇の事です。手入れされず、草の生えたその場所はさくらも気になっているところではあります。「わかった、じゃあケースの半分くらいね」「ありがとう!そのうち持っていく!」という事で電話は終わりました。
昨日の午後、インターホンが鳴ってSさんがケース一杯に入ったシバザクラの苗をもってやってきました。我が屋の周囲を回って「全部砂利なんだ、隣の階段わきに植えたら?」と言いつつ階段を後ろ向きに降りながら、拝むように手を合わせて「ありがとうございます、ありがとうございます」と繰り返して帰って行きました。さくらも「それしかないかな」とも思い始めていて、引っ越して以来手入れがされていない裏隣りのお宅の雑草対策にもなるかもと淡い期待を持ち始め、今日の雨が止んだらと考えています。