クイーン

昨夜は結成50年のクイーンの番組を楽しみました。映画が公開された時も娘と毎週のように通い続け、さくらは遅くたどり着いたファンとして、娘はフレッシュな今のファンとしてさくらにはかなわない熱心なファンです。遅くまで見入ってしまった後の今朝は日曜日という事もあって目覚めはいつもより2時間も遅い7時。それでもいつも通り新聞に目を通していて心にかかった投稿欄。「ひととき」という女性だけの投稿欄に土曜日限定で「男のひといき」という投稿欄ができて久しくなり、楽しみにしています。今日は小学生の男児の投稿で、さくらの心に残るものだったので書き写してみました。

 

2けたになる ぼく

 ぼくは、12月のたん生日で10さいになります。年れいが2けたになるというのは、ちょっと大人になる気分で、うれしいです。

 1けたの最後の月に、今までの9年間と未来を考えました。

 9さいまでの記おくは、保育園に入ってから覚えています。保育園の卒園式の時に、ひとりずつしょう来のゆめを言いました。ぼくは、「こまっている人を助ける人になりたいです」と、言いました。

 今、こんなふうに思います。

 10代は、学生で勉強をしているはずです。20代は、働いていると思います。30代は、仕事を覚えてかっこよく働いていたい。60代までは、仕事をしているだろうな。70代は、仕事をやめて、運動をしながら動物と一しょに豊かに暮らしていたいな。

 100さいまでは、生きられないと思うけど、家族と動物と友達を大事にしていたいです。

 2年前からウサギを飼っています。ゆめは、動物病院の先生になって、動物をちりょうすることです。先月、奈良公園でけがをした鹿を見ました。いたそう、なおしてあげたいと思いました。今は、勉強をもう少しがんばって、小学4年生を楽しみます。

        奈良市   大川 晃正

              小学生 9歳 

見知らぬ小学生の男の子の人生が浮かんできました。豊かな人生を歩んで欲しいと思い、またそのような人生を歩めるような世の中であって欲しいものだとも思う朝でした。

 

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