赤銅色の月を見て

信長も見ていたのかと情報番組で話題にしていた皆既月食天王星食、月食だけは確認しましたがもちろん天王星食は実況解説を聞きながらpcで鑑賞しました。赤銅色の月を眺めながら、昔の人々がこの現象を不気味に思ったであろうことが容易に想像されます。西の空に沈む今朝の明るい月を見て穏やかな気持ちになるのは自然の気持ちだと思われ、現代だからこその月食の話題だったと思うのでした。

 

ウクライナ侵攻、アメリカの中間選挙、日本では旧統一教会問題、その他けりがついていない政治の問題等々を思う時、人類はどんなに科学が進歩してもそれを平和利用できず、争いに利用してしまう生き物だと考えてしまいます。地球上はこんなに狭く、人類はこんなにも賢く、便利に生きられるというのに戦争をやめられないことに失望を感じてしまうこのところの状況です。人間の欲は際限なく、人「の為」を口実に自分のための欲望を満たすことに一生懸命になってしまう、自問自答の日々です。