枇杷染めと桜染め

ネットで手に入れた絹と綿の入った紬糸、枇杷の葉で無媒染と鉄媒染で染めておいた糸を経糸に、緯糸には金木犀で染めた細い紬糸と、桜で染めたループヤーンを使って、5m余の布を織るつもりで糸を掛けました。枇杷と桜はよく似た色合いで、いつもどちらがどちらと言えない程の染まり具合ですが、今年は伊豆の「城が島桜」の枝を沢山頂き、ウール、絹、麻など色々染めて見ると、どれも赤味の強い少し茶がかった桜色に染まり、嬉しい染色作業でした。

織り始めて見ると、緯糸に使ったちょっとだけ緑味のかかった灰色の紬糸と、赤味の入った桜色のループヤーンが一段おきに入って、可愛い割に甘すぎず、織り上がりが楽しみになって、ひとり悦に入って織りを楽しんでいます。


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