あと何日?

作品展の開催日までの残り日を数えつつ、落ち着かない気持ちで織り布と格闘している日々です。いよいよとなったら織り布のまま持ち込むつもりもありますが、当日にならないと作品の全容が分からない怖さがあります。昨日はおりひめでしたが、体の治療でずっと休んでいるSさんが、治療とリハビリを続けている山形で、織りを始めたと言うことがわかり「作品展にも来られるといいわね」と皆で期待しています。嬉しい知らせにちょっと心が弾んだひと時でした。

作品作りに頭を悩ませているさなかに、ふと散歩の途中で持ち帰った桜の枝で染め物をしてみる気になり、小さく切った小枝を綺麗に洗って、5回ほど煮出した染液に浸し明礬で媒染しました。明礬の量が多かったせいか、思いがけず黄味の強い色に染まりました。色名辞典で調べてみると、梅染め(明るい灰黄赤)という色名でした。濃染処理もせず染めた木綿糸ですが、思いがけずしっかり染まった事に満足した染め物時間でした。