老ウサギのスーを、仲良しのSさんにお願いして、朝一番の電車で3日間の京都への旅行が始まりました。11時前には京都駅に着き、持参していた扇子の修理の依頼のために、豊国神社近くの扇子やさんへ。いっとき、店主の嘆きを聞き、観光客が増えても、地元に根付いて生計を立ててきた人々の暮らしを思うと、2、3年前と大きく変わった観光客の群れに驚きを隠せませんでした。観光客でもあるさくらですが、地元に根付いてきた職人さん達の話は深刻で、何とかしたいと言うそれらに携わる人々のお話は、全国どこでも共通の話だろうと推測されました。
扇子やさん、機屋さん、金銀糸協同組合、織成館(西陣織職人)、茶釜美術館など、神社仏閣何箇所かを巡った母娘二人の野次喜多道中は、今回も朝からバスを乗り継いでの三日間でした。