2015年

窓飾り

柚子ジャムは半分が出来上がり、あとの半分はただ今鍋の中。Sさんから頂いたジャム用の瓶は無くなり、買い物を頼んだ息子が来るまで仕上げはお預けです。正月用の野菜の買い出しも済ませ、暖房をつけないお隣の部屋へ段ボールに入れて片付けました。クリスマ…

最後の仕事

昨日は今年最後の着付け仲間との集まりがありました。昼食とお喋りの会は久し振りで、「来年もよろしく」の挨拶でお別れしました。夕方の冷たい風の吹く中を、娘と正月材料の買い物に出かけました。まだ終わらない暮れの作業は、最後の猫ヒタ手入れ、頂いた…

クリスマスイブデート

八丈島から送られてきた臭木の実を頂くために、昨夜急遽決まったおりひめ仲間のIさんとのクリスマスイブデート。立川で待ち合わせて、ちょっと高めのケーキセットを頂きながらのお喋りタイムを楽しんできました。帰宅後遅い昼食の後、臭木の実と萼の仕分け作…

おりひめ仲間

暫くおりひめから離れているお仲間の消息が気になっていると言う事を聞いていたので、夜になってから電話してみました。お元気そうな声が聞けて安心したので、2月の作品展へお誘いしました。豊かな感性の方なので、作品が楽しみなのです。またご一緒できるこ…

おりひめで

昨日はさくらにとって今年最後のおりひめ行きでした。タブの木で染めた糸を使って組織織りを始めていますが、間違っていた糸掛けを直して織り始めてみると、まだ1本間違っている個所が見つかりました。織り始めてしまったので泣く泣くそのまま織り進めていま…

お散歩

今日は朝から暖かで、静かなお散歩日和だったので、娘をお送りだしてすぐSさんに電話しました。「いいお天気だから少し歩こうかなと思って」「行く行く、松ぼっくりを拾いに行きたいの」と言う事でいつもの公園まで行く事にして、「9時にでるから」「わかっ…

買い物ついでに

通っている整形外科の先生に、「できるだけ毎日30分歩きましょう、応援していますから」と言われても、なかなか実行できないでいるのですが、今日は日用品の買い物ついでに、近くの川沿いから、思い立って少し離れた蓮花院というお寺まで行ってくる事にしま…

ソヨゴ(冬青)

頂いたソヨゴの枝葉を煮出して染まった色は、思いがけずの極、極うすい茶色でした。少し前にひと枝で染めた100gの糸より薄い色で、それでは鉄で媒染しようと決めて、薄ねず色の糸に染めたのでした。他の色と喧嘩しない灰色系の糸はさくらの好きな色でもあり…

草木染め

久し振りの草木染めが楽しくて、おりひめ仲間のIさんに頂いた臭木の実と萼で、青磁色と灰色を染め、欅の落ち葉で少しくすんだ黄色、カラスノエンドウで極薄い緑に染めてあった糸を、鉄で媒染して緑味の灰色との段染めにしました。たくさん買ったウールの糸に…

今年も

12月の第1日曜日、毎年決まってさくらの地元の機屋さんの、残糸、タオル、マフラー、村山大島紬の端切れなどのセール日です。おりひめ仲間と今年も大きな手提げを持って糸探しです。定番の綿麻の糸は勿論、工場内いっぱいに広げられた残糸の山を巡って、「今…

アイロンかけ

朝から曇り空です。お掃除にも気が乗らないような気分を抱えながら、明日の午前中まで雨の予報に、少しのお買い物に出かけました。午後は骨董市で手に入れた古布に裏張りをする事にしました。一月の「カード展」へ出品するための葉書作りです。難しい作業で…

市内の中世を訪ねて

市内の博物館の主催で行われてきた、「身近にある中世」と銘打った、近隣にある板碑についての講座の校外学習の一環で、市内の板碑巡りに出かけました。武蔵七党と言われ、太平記にもその名を残し、鎌倉幕府の中枢でも活躍した加治氏の領地を歩きながら、中…

穴だらけのモスリン

毎月27日はさくらの住まう地域の愛宕さんの骨董市です。歴史は古くなくて、始まってまだ20年弱の骨董市です。小さな境内を利用して、通り端、次の台地、一番上の拝殿がある境内で、数えられる程度のお店が出ています。久し振りの骨董市に、娘を誘って買い物…

掃除月は?

掃除月と決めて始まった11月ですが、工事や突然のお出かけ、来客、墓参などで、思うほど捗らないまま、いよいよ最終週に入ってしまいました。直接目に触れない押し入れや、流し下の物入れ、物置などの整理、掃除などは早々と終わったものの、気持の中だるみ…

忙しかった連休

毎日が日曜日のさくらですが、この2、3日は人並みに休日のお出掛けが続きました。天才的登山家と言われながら、若くして亡くなった加藤保男さんの文庫が東野高校図書館にできる事になり、その記念展が開催されていました。娘の母校でもあるので、久し振りに…

もしゃもしゃ糸 Ⅱ

綿に何かが混ざっているらしいもしゃもしゃ糸が気になって、とりあえず草木染めで染まるものかどうかと、緑茶を煮出した染液に浸してしばらく放置しておいたものを見てびっくり!煮ても似つかぬ状態の糸に代わっていたのです。極ごく細い糸の束だったのです…

糸巻き に飽きて

京都旅行の折りに頼んで機屋さんから送ってもらった残糸を、おりひめ工房のお仲間にも使ってもらえたらと、玉巻き器で糸玉にしています。超極細の糸なので、50gほどを巻くにも小一時間かかります。巻いた玉を2本取りに巻き直すので、2度手間ですが、2本取り…

もしゃもしゃ糸

春の終わりに亡くなった、おりひめ仲間のAさんが残した糸、何人かの仲間と気持程の価格で分けて頂きました。その中に整経ずみの麻糸と残糸なのか整経ずみなのか、撚りが強いせいで縮れて絡まり、縮れ麺のような状態でもしゃもしゃにからまった綿糸らしい糸が…

読書

10月の吉祥寺の猫祭りに出店していた小さな露店で、猫関連の古本を何冊か買いました。『ねこの秘密』『アブサン物語』『かえってきたアブサン』『キャッツ』『黒猫』『ねこに未来はない』。『琉球布紀行』を読んでいたので、やっと猫本を読み始めたところに…

ソヨゴ(冬青)

風にそよぐ葉の様子からソヨゴと名づけられたというソヨゴ、なぜ冬青と書くのか不思議ですが、常緑樹なので漢字表記はそれはそれで納得のいく名前です。このソヨゴも赤味の茶色に染まる事を知ってから、染めて見たい病は募っていました。自宅近くのデパート…

久し振り

箕輪直子さんの著書『草木染め大全』を時々取り出しては眺めています。ふと目にとまった写真に、去年の娘と兄夫婦との散歩のシーンが蘇りました。秋の伊豆、散歩しながらもついつい染め物になる木々が無いものか、拙い知識を駆使して周囲に目がいきます。染…

一番の片付け物

京都旅行が終わり、11月は掃除月と決めているさくらは、このところ毎日自宅の片付けと掃除です。何時も気をつけて片付けをしているつもりでも、1年のうちには結構整理する物が出てきます。最新の整理品は、京都の機屋さんから送られてきた来た麻の糸でした。…

京都で

老ウサギのスーを、仲良しのSさんにお願いして、朝一番の電車で3日間の京都への旅行が始まりました。11時前には京都駅に着き、持参していた扇子の修理の依頼のために、豊国神社近くの扇子やさんへ。いっとき、店主の嘆きを聞き、観光客が増えても、地元に根…

Kさんと

おりひめ仲間のKさんが、バリ島から帰国しました。待ち構えていたおりひめ仲間と誘い合わせて、Iさんの自宅でお喋り会でした。久し振りの再会にお喋りの花が咲き、途中まで帰りの電車が一緒のKさんと、またまたお喋りです。あっという間の乗り換え駅で、慌て…

読書

読書の秋と言われるこの季節ですが、日頃から出かけるときは、文庫本を持って出るのを習慣にしています。暫く前のおりひめの帰りがけに、途中まで一緒のおりひめ仲間のAさんに紹介されて、すぐ取り寄せて読み始めた澤地久枝さんの『琉球布紀行』彼女が沖縄の…

二枚の布

失敗糸で2枚の布が織り上がり、少々ご機嫌なさくらです。思いがけず使った草木染めの糸と、生成りの糸がぴったりで、優しい色と手触りの布に仕上がったのです。相変わらず何になるのか見当もつかないでいますが、眺めているとホッとするような布に満足です。…

失敗糸

数日前に整理した失敗糸、3m弱はありそうな茶色と生成りの糸、2色の糸はもともと違う種類の糸だったので、一緒に使ってみるとやはり織り上がりのバランスが悪く、少し織ったところで糸を機から外し、半年以上厚紙に巻いたままにしてありました。生成りの糸を…

機織り

時々見るテレビ番組に「小さな村の物語 イタリア」と言う番組があります。土曜日の夜、食後の一休みの時間です。今回はサルベーニャ州 アルムンジャ村、そこで暮らす山羊飼いの男性と、地元に残るア・リツォスという織り物を祖母から引き継いぎ、さらにパー…

届いた糸で

昨年、地元の機屋さんで手に入れた残糸を経糸にして、届いたばかりの糸を緯に、5m弱の布を織りあげました。このところ同じような長さの布を続けて織っています。7、8枚の布が織り上がって、次に織る糸を決めかねて、昨日から手持ちの糸をあれこれ漁っていま…

優しい布

機にかかっていた布が織り上がり、おりひめ仲間から頂いた本に載っていた縮絨の方法で仕上げて見ました。縮絨の最初は織り上げた布を洗剤で洗う事ですが、さくらのやり方ではお湯の温度が低かった事が分かり、温度を上げた事で糸が絡んでふっくり仕上がった…