熊本地方を中心に発生した大きな地震に、心痛む思いでニュースにくぎ付け状態です。娘の仲良しが甑島で働いています、震源地から離れているとはいえ、ひとり暮らしの彼女を思うと夜更かしでテレビの情報に見入っています。次々と起きる天変地異は、ここまで地球を荒らしてきた人類への警告と思ってしまうのはさくらだけなのでしょうか。地球にとって人類の営みは、その歴史のほんの一瞬の出来事でしかないとは知識としてわかっていても、自分の今しか見えない私たちの行いは、地球にとってではなく人類、国家、私を中心に事を起こしてきたのです。ただ、今は被災者の方々の無事と、早い復興を祈るしかない自分がいます。
2日ほど前、娘の幼稚園時代からの付き合いの0さんが、彼女のお母様が編んだと言うベストを届けてくれました。以前から編み物が好きなお母様で、兄弟姉妹はそのセーターを着て大きくなったと話していたのです。90歳を過ぎたお母様ですが、毎日編み物を楽しんでいて「今度貴女に丁度良いのを貰ってきたから持って行くわ」と言ってくれていたのです。残り糸を上手に利用した、白と藍のベストが届きました。おばあちゃんの温か味が伝わるようなベストに感謝です。肌寒さを感じた今朝は、出勤前のひと時の娘の体を温めてくれました。