原毛マット

作品展が終わった後からおりひめで大きな機を使ってマットを織っていました。経糸が粗い作りで、ところどころ織っている途中で切れて、毛糸を繋いで凌いで織り上げました。緯は羊の原毛です、糸にするわけではなく少しずつ原毛を分けながら、経糸に入れ込んでいきます。2カ月ほどかけて織りあげ、縮絨してみると、心配していた程縮む事もなく、なかなかの手触りに仕上がりました。もう一度挑戦してみたい織物でした。

ただ今さくらは右足の痛みで少々落ち込み気味です。おりひめの帰宅途中、自宅のある駅に降りてから、突然の痛みに耐えて帰宅しましたが、医師の診断では膝の奥の痛みでしょうとの事、痛み止めと胃薬を処方されて様子見の最中です。この痛み止めが効いてくれるのを祈るのみ、経年劣化を思い知らされている毎日です。