久し振りの

伊豆行きの前に、仲良しのSさんとお喋りを楽しんだ際、お土産に笹団子をいただきました。笹の葉にくるまれた、よもぎ餅で餡をくるんだ笹団子はさくらの好物です。その笹団子をひとつずつ、藺草のような草で巻き止めて蒸すのでしょうか、長いその紐状の草を見て緯にと思ってとっておきました。帰宅後最初の織はその草を使った小さな敷き物になりました。ついでに、これも以前散歩の途中に拾ってきた大王松を緯にした、少し長めの敷物も織り上げました。日陰で干したせいか、松の緑が少しだけ残り、木槌でたたいた事もあって、松の香りが部屋中に広がりました。

伊豆からの続きの、蜆の手作業も始めました。残り250個分の蜆が一組ずつ、小さなビニール袋で、古布の着物を着せられるのを待っています。あれこれやりたい事は次々と浮かんできますが、欲張らずにひとつずつこなしていこうと、気持を静めて机に向かっています。


f:id:sakura1944:20210926161209j:plain:w350