サクラを待つ頃

3月もあと1週間で終わりです。そちこちの開花便りを聞きながら、彼方の林の中にサクラを探してしまうこのところの雨戸引きです。5mほどの木綿の布を織り上げた後、おりひめで機にかけたものの、いろいろあって自宅に持ち帰っていた、生成りのカシミア糸をワッフル織りで織りあげたあとすぐに縮絨を終えたので、自室で陰干ししています。

預かっている藍染の木綿糸も織ってしまいたいと考えているところです。外は晴れあがって、畑では久しぶりにおばあちゃんと息子さんが手入れをしています。花畑になってしまった菜の花を摘んでいるのはおばあちゃん、小さな竹藪の整理をしているのは息子さんです。おじいちゃんはこのところ見かけません、こうして代替わりをしていくのかと思う、小さな畑仕事の様子です。畑を眺めながら、このところウォーキングをさぼりがちな自身に思いが至り、反省のひと時でした。