縮絨してみたら

おりひめで織り上げた組織織りの布の縮絨をためらいつつ、2日程前に重い腰を上げて縮絨しました。布としての風合いは思ったとおりですが、思っていた以上にひどかった織り間違いと織りむらに我ながら自信喪失です。ところが織り間違いを意図的に織ったことにと考えて、経糸に使った茶色の糸だけで無地の布を織って、2色使いの衣類にしたらいいかもと思いはじめたら、なんだか面白そうと思えてきました。茶色の糸がどの程度残っているか早速探し始めましたが、少し心もとない感じがして、添え糸探しも始めています。いつもながらの行き当たりばったりのさくらの織り仕事です。

おりひめ仲間のIさんに教えてもらった着物地で作る手提げ袋を作ってみようと、ほどいた着物地でいっぱいの古箪笥を開け閉てしながら、適当なものを探していてふと目に留まったのが、雨コート用の生地です。頂いた物で娘の雨コートにと思って仕立てを頼んでみたのですが、用尺が足りずに戻ってきたのです。考えてみると、雨にも強いので手提げ袋にぴったりと、今日は気分転換に縫い物です。