慌ただしい日々

10日ほど慌ただしい日々を過ごしていました。迫ってきた作品展を思いながら、落ち着かない気持ちと、貴重な、おりひめ仲間との時間を、楽しんだこの何日間かでした。

この町に残っている、貴重な機屋さんの残糸のセールに、今年もおりひめ仲間と行ってきました。残糸とは言え糸の量は、手芸屋さんで買う10g単位の糸とは違い、300g、400gといった量のものもあって、気に入れば大量に買える事もあり、定番の糸とともに、工場の一角に積み上げられた、段ボールや、プラケースの引き出しを、次々に覗きこんでの糸探しは、宝物を見つける子供の心境です。

慌ただしい日々を過ごしている間に、庭のブルーベリーは、鮮やかに色づき始め、少し前に大鉢に植え込んだ、葉ボタンとネメシアは、しっかりと根付いたようで、寒さの増した庭でお客様を迎えてくれます。うっすらと霜も降りはじめ、少し静かになった庭に彩りがほしいこの時期に、花屋さんの店先を素通りできないさくらです。


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