おしろい花

川端の土手を歩いていると、人の手が入った植え込みではグラジオラス、フウチョウカ、ダリアなど栽培種の草花が咲き誇っていますが、草むらでは手入れされていないにも拘らず、名もない花々が元気です。その中でこの時期元気なのがおしろい花です。濃い紅色、白、白と紅の咲き分け、黄色など、年ごとに株が増えて、そちこちの川端で水面に色を写しています。小さい頃、その黒い実を割って中の白い粉で鼻を白くして遊んだことなどが思い起こされます。今日も暑くなりそうな陽射しを感じながら、早朝ウォーキングを終えたのでした。

仲良しのSさんと電話でお喋りをした昨日、子供の幼稚園時代の知り合いだった、Iさんが亡くなったとの事。少し前に乳がんとの事は聞いていたので、時折気にしていましたが、様子は分からないままだったので、何とも言えない気持ちで電話を切ったのでした。ここ何年か友人知人の死が続いて、内科や整形外科に通ってはいるものの、毎日元気でいられる事に、ふと感謝の思いがこみ上げてくる朝でした。


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