谷中へ

昨日は仕事休みの娘と谷中の朝倉彫塑館へ行ってきました。まだ日差しが暑かった頃に、新聞で情報を得ていたのですが、いよいよ今日しかないと言う日になって出かけたのです。開館50年記念特別展とのことで、久し振りに日暮里に降り、谷中霊園を横切って中に入ると、朝倉文夫の思いに溢れたアトリエが広がり、続く住居も氏の思いとアイディアに溢れた空間です。

猫好きだった主の思いが溢れた猫の彫刻がアトリエいっぱいに展示されていて、おもわず「そうそう」と言ってしまいたくなる姿態は、身近な猫への観察眼に納得です。館がある通り沿いに知人が和食器のお店を構えていて、以前はさくらの手織り、手縫いなど少しの手仕事の製品を請われて置いていた事もあって、たびたび訪れていた地です。懐かしさも手伝って近くの谷中銀座の竹工芸「翠屋」さんでの少しの買い物と手焼きせんべいの「都屋」さんのお煎餅を手に満足のお出かけとなったのです。