今年3度目の

昨日の午後は狂言の会があり、さくらにとって今年3度目の観賞会に娘と行ってきました。山本東次郎師率いる大蔵流山本会の狂言徳川幕府の式楽を継承すると言うもので、家訓の「乱れて盛んになるよりはむしろ堅く守って滅びよ」という武家式楽を大切に演じている狂言で、いつ観ても格式高く乱れのない舞台がさくら好みなのです。7月8日まで國學院大學博物館で山本東次郎家に伝わる面(おもて)の展示会が開催されているという事なので、是非にと思っています。

何年か前に、近くの書店のバーゲンブックセールで「山本東次郎家の面」の写真集を格安で手に入れていたのですが、実際に目にしたいという思いがあったので、是非にという思いが募っています。昨日の演目の「夷毘沙門」では狂言では珍しく面を掛けての舞台だったので、そんな機会をとらえての今年の番組構成だったのかと思ったのでした。