ひとつ目、頂いた手紬ぎの綿糸を使った2枚の布が織り上がりました。ぬるま湯で洗い上げてみると布幅は6cmほども縮み、打ち込みの違いで手触りがずいぶん違う布になっていました。どちらも4m強の長さに織ったのでこれからの衣類になるのではと思っています。ふたつ目洗い上げて干してあったたくさんの古布にアイロンをかけて大きな籠8分目ほどに整理しました。大仕事を終えたような気分の一日です。
咲き始めた花の蜜集めに忙しそうなハチの姿を追いながら、タープを下ろした日陰の中で、娘と簡単な昼食をとりました。家の前の畑は、畑のおじいちゃんが手をかけることがなくなって、さくらがここへ来て初めて雑草が畑の半分を覆い、ホトケノザが赤紫の花を咲かせています。野の花を見るのも楽しいものですが、鍬をふるっていたおじいちゃんを思うと寂しい気持ちも拭えません。