草取り

前から気になっていた、亡くなった叔母の家の、草取りと、墓参に行ってきました。夏に草取りに行ったきり、いつまでも残る暑さにかまけて、延ばし延ばしにしてしまったので、思い切り伸びて、枯れた草は、すっかり種がこぼれて、来年は更に大変な事になりそうです。大きなゴミ袋6個にもなった枯れ草は、量の割に軽く、運び出すのは楽で、それが少しの慰めとなりました。

出だしが遅かった分、お昼を随分過ぎて、駅中のパン屋さんで一人の遅い昼食を摂りました。店内を見回してみると、年配の一人のお客さんが多く、一人で外で食べる事の少ないさくらは、生活習慣の変化をいつもながらに考えてしまうのでした。

帰りの電車の窓からふと外を見ると、桜の紅葉が見事です。いつも思う事ですが、春は一斉に咲いた花を見て、こんな所に桜があったと気づかされ、秋になると、鮮やかに色づいた桜の木に、春の桜の見事さを思うのです。春と秋、楽しませてもらい、さくらは草木染めでも楽しませてもらっている桜、あらためて感謝の樹木です。