買い物ついでのお花見

老ウサギのスーの餌が心もとないので、陽気の良さに誘われて、散歩がてらの買い物に出かけました。サクラは勿論、レンギョウタンポポヒメオドリコソウハナニラユキヤナギ、ボケ、ヴィオラ、ありとあらゆる春の花が咲いたかのように、行く先々で花を愛でながらの買い物に、晴れやかな気分で帰宅しました。

帰り道、青梅市が源流で全長12、3㎞の霞川に架かる橋の上から、下流に向かって両岸に咲くサクラを眺めていると、自然に「きれいですね」「見事ですね」「ホッとしますね」知らない人同士、思わず声を掛け合い、見事な風景を愛でています。自然は人の心を和ませ、優しい気持ちにさせてくれ、「今日はいい日だった」と思わせてくれるのです。

午後からは縫物と決めて、昨夜から用意してあった手提げ作りに取り掛かりました。行き当たりばったりの作業はいつも遅々として進まず、大きさは、形は、提げ手は何をと考え考えでは、いつも通り一日1個がせいぜいの手提げ作りです。長引いていた風邪の症状も、ようやく軽くなって、作品作りに精を出しましょうと自分に言い聞かせたのです。