機織り

たくさんの糸を巻き終え、久し振りに機に向かいましょうと、あれこれ糸を取り出しましたが、気持にぴったりくるものが選べずに、やっと掛けた糸は機屋さんの残糸セールで手に入れた黒い糸です。緯も色々織り込んでみましたが、今は伊豆で買った、リサイクルシルクとウールとを撚り合せた、ネパール産の糸2色を交互に織り込んでいます。間もなく糸が無くなるので、掛けた経糸に次は何を合わせようか、迷いながら機に向かっています。

少し前に小さな織り物をと思い、干しておいたラベンダーの茎を緯にして、小さな敷物が4枚程出来上がり、ほのかな香りが優しい気持ちにさせてくれます。織りたい気持ちだけが先走っているような、このところのさくらですが、この糸と決めかねて、あれこれ出してきては元に戻す事の繰り返しです。機に掛かるのを待っているたくさんの糸、みんなみんな布にしたいはずなのに。


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