思いがけず

気になっていた猫ヒタの手入れをしました。伸び放題の木々が気になっていたのですが、さくらの都合と天気の都合が合わなくて、延び延びになってとうとうここまで来てしまったのです。アブチロンもバラもブルーベリーも、その他草花の繁ってしまった猫ヒタは、雨風の度に気になって今日こそはと言う思いで、やっと大きなゴミ袋2個をいっぱいにして、とりあえずの庭仕事は終了です。

夕方になって機を引き取ってくださったTさんにお礼の電話を入れました。このところの何回かの電話のやり取りで、少しだけ打ちとけた事と、何よりも同じ趣味の世界にいる事が気安さを呼んだのか、暫くの時間を織りの事、共通の師であるI先生の事など、思いがけないお喋りをし、さくら達の「作品展」の案内をする約束をして電話を切ったのでした。会場でお会いできる日がちょっと楽しみなお喋りでした。

今日は3枚目の木綿の布が織り上がりました。経糸にした糸は共通で、市販の糸をサクラ、ケヤキなどで染めたものです。緯はバリ島の手紡ぎ糸と、インドの綿と絹のの混ざった、撚りのかかっていない糸で、サクラ、アズキ、ハナマメなどで、気の向くままに染めた糸です。どの糸も切れやすく、緯でしか使えません。時間のかかった布が3枚織り上がりました。次は同じ経糸を使って、タイの茶綿の手紡ぎ糸を緯に織り始めました。経糸と同じ糸で1段おきに織っています、このタイの糸は撚りが強く、気をつけないと強い撚りがかかったまま入りこんでしまうので、時々撚りを戻しながらの作業になります。5mほどに整経したので、少し時間がかかるかなと思いながら織りに入りました。


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