届いた糸で

昨年、地元の機屋さんで手に入れた残糸を経糸にして、届いたばかりの糸を緯に、5m弱の布を織りあげました。このところ同じような長さの布を続けて織っています。7、8枚の布が織り上がって、次に織る糸を決めかねて、昨日から手持ちの糸をあれこれ漁っています。届いた糸をもう一度と思い、綿糸を、麻をと、思いがあちこちに飛んで、気持だけが逸って欲張り心が湧きあがります。

薄曇りの空、名も知らぬ野鳥の囀り、気持ちが落ち着いて今日は読書日和でもあります。書店員をやっていた娘のつてで、今も自宅近くの書店で働いている娘の仲良しに、以前頼んでおいた『舟越保武ーまなざしの向こうにー』故舟越保武の彫刻展の公式図録兼書籍が届きました。練馬区立美術館で開催された展覧会の後で、すぐに頼んでおいたものです。静謐な心の作者そのものの作品に触れて、手許に是非と思ったのです。今日は静かな気持ちでこの作品集と向き合う日になりそうです。


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