今年の秋は雨の多い秋で、朝のウォーキングも出がけに降られたり、途中でぽつぽつときてショートカットで帰宅と言う事もあり、何日か歩かないでいると道端の草花も、あっという間に散り、あっという間に季節の花が入れ替わっています。今朝も川の土手を歩いていると、土手を彩っていた彼岸花はすっかり枯れ、代わってフジバカマ、トラノオ、コスモスなど秋の花々が咲き乱れています。今朝の空は驚くほど赤く焼けて、「朝焼けは雨」の諺どおり帰宅してしばらくすると雨になり、今日も傘のお世話になるのかと気重になるのでした。
機には裂織りの為の木綿糸を掛けました。紺色木綿の色をところどころ色抜きをして、裂織り糸にしてあった物と、随分前に手に入れた真綿糸を交互に入れて、裂織り布にするつもりです。紺色木綿は漂白剤で色を抜くと、下染めした色がところどころに出て、むら染めのようになって裂糸にして織ってみると、面白いものになります。おりひめ仲間に見せてあげる約束をした事を思い出して、急いで織る支度をしているのです。
