今度も夕焼け色

草木染めの紬糸で織っていた布が、5m余の布に織り上がり、久し振りに裂織りをと思って裂いてあった裂き糸を取り出して織りはじめて見ると、「これが夕焼け色」という布になりました。娘に「これ夕焼け色じゃない?」というと、「これが一番夕焼け色ね。それにしても、糸を掛けました。織りました。糸を掛けました。織りましたの連続ね」確かに返す言葉がありません。今日も予定より短い夕焼け色のこの裂き織り布が織り上がり、水に通して陰干ししたところです。

薄手の朱色の羽織を骨董市で手に入れて、蔦の葉模様に絞りが入った部分は帯上げで使う事にし、朱色の暈しの布を裂き糸にして置いたのです。あるだけを織ったので、予定より50センチ程織り上がりが短くなって少し残念な仕上がりになりました。この布に合う色の布を織ることにして、遊び部屋のそちこちにしまい込んだ裂き糸をこれから探すのです。


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