サクラ染め

1年ぶりのサクラ染めで、去年手に入れた絹を染めています。毎年のようにサクラの小枝を送って頂けることに感謝しながら、寸胴鍋で15回以上も煮だした染液は赤味の茶色ですが、染めあがったときはどんな色に染め上がるのか楽しみです。昨年の今頃染めたウールの糸は、浅緋色(浅く染めた緋色)で、ヤブデマリで染めた砂色の糸と合わせて、1週間ほど前に4m弱の布になりました。これから染まる糸も、1年ほど寝かせてから布になるのです。この糸に合わせる糸も染めなければと思いつつ、その糸も探さなければならないとふと思ったことでした、行き当たりばったりのさくらです。

今日は午後から裂織り志望の知人が機を見に来ることになっています。体験で初めて織った裂き織りがよく出来たので、是非という思いが募ったようです。自宅では卓上織り機で、思うように織れずに悶々としていたようです。さくらが使っている機が彼女の願いに叶うのかはわかりませんが、使われてない機が知人から頂けることになったので、今の機は譲ってもと思っているのです。