作品展の会場で頂いたものがあります。
その1 おりひめ仲間のIさんが作った猫のピンチです。彼女が紡ぎ、手織りした布で作ったきれいなオレンジ色が印象的なしましまの猫です。猫好きな娘も「かわいい！」と早速カメラに収めてくれました。何時も明るく元気なIさんらしい、色遣いが印象的な猫は、我が家の小さな窓のカーテンを止めてくれています。
その2 作品展の会場で、長いことさくらと話し込んでいった来場者の中のお一人が、おりがみの独楽を二つ置いて行かれました。そして翌日、再び来場されたその方がさくら宛に置いて行かれた絵はがきには、その時「二つもらえないかしら」と言われて差し上げた、お土産の根付の行き先がお礼と共に書かれてていたのです。ひとつは府中美術館の学芸員さんへ、ひとつは彼女のお孫さんへのひな祭りのプレゼントに添えられて。御自分は以前の物を大切にしたいとお礼と共に書かれたメッセージも嬉しく、またその葉書は彼女の作品が印刷された物だったのです。時々起きるこんな嬉しい事に励まされながら続いてきた作品展なのだとあらためて思う出来事でした。
