台風ふたつ

台風の9号、10号が九州地方を中心に続けて襲来しました。ここ何年かは大きな災害に見舞われている日本列島ですが、今回の台風についてはかなり前からその被害が大きくなることを広報して、避難指示が出されたため、多くの人が早々と、しかもホテルなどに非難したこともあって、今までとは違う様子がみられました。とは言えところによっては最大風速が60hPaに近いこともあって、被害の大きさは予想を超えるものと思います。このような被害の少ない地域に居住しているさくらとしては、安堵と共に被害に遭われた方たちの一刻も早い立ち直りを祈るばかりです。

 

このところ機から遠ざかって、以前読んだ本を取り出しては読み返していました。青木 玉「幸田文の箪笥の引き出し」「小石川の家」柳田邦男「砂漠でみつけた一冊の本」今は五十六世梅若六郎「まことの花」を読み始めたところです。夏の暑さとコロナによる自粛生活のなんとはない気疲れ感からか、いつにない気怠さに取りつかれた思いが心と体にまとわりついている感じなのです。何気なく本を手に取って読み始めてみると、つぎつぎに読んでみたい気持ちが湧き出し、リビングの居心地の良さも手伝ってか読書に時間を費やしています。