読書

昨夜の雨が雪にかわって猫ヒタにも薄く雪が積もりました。朝になっても微かにと言うほどの霙が降って、静かな朝です。手元にあったおりひめ織機の行先を探していたところに、おりひめ仲間のIさんから、やはり同じおりひめ仲間のSさんへの橋渡しがあって、娘…

梅雨には早い

日本には四季がある。このところ日本の四季は危うい。少しのずれはあっても、四季の訪れが日々の暮らしの目安となっていた頃、梅雨のしとしとと降る雨に打たれるエゴの花に、待っていたホタルブクロの花に降りかかる雨を恨めしく眺めたりと、雨と花の思い出…

骨董市だけど

今日は愛宕神社の骨董市。小さな小さな骨董市で、これからも続いて欲しいという思いから、なるべく行ってみようと心掛けてはいますが、このところの新型コロナの感染の広がりは想像以上に広範囲で、当地でも日々過去最多の記録を更新しています。県内どこの…

やっぱり

新型コロナウィルスの感染が拡大し、世の中は日々流れる情報に右往左往の状況になっています。世界のピークアウトとしたと言われる国々では早くも日常を取り戻しつつあるという情報も出始めてきました。まだまだ先の見えない状況の中で、我が家でも娘の在宅…

雨の朝

新型コロナの影響はさくらにも及んでいたと気付かされた事がありました。健康診断の予約をしたので、昨年と一昨年の記録を見返していて体重はさして変わらないのに腹囲の変化があったことに気付きました。娘の在宅勤務が週2日あり、昼食をしっかりとるよう…

永順さん

久しぶりに高橋永順さんの『永順花図鑑』を開いてみました。30年ほど前に出版された著書で、永順さんの花扱いと文章も好きでよく目にしていましたが、写真が綺麗な彼女の本はさくらには高価でなかなか手が届かないものでした。何年か前に撤退してしまった…

ひと段落の後に

ストール2枚を織った後に、ひと段落した思いが強く沸き上がって、機をリビングの隅に片付けました。若い頃に手にしてから結婚後も含めて30年ほど定期購読した「季刊銀花」が手に届く本棚の一角を占領しています。このところの2、3日を活字と心癒される…

台風ふたつ

台風の9号、10号が九州地方を中心に続けて襲来しました。ここ何年かは大きな災害に見舞われている日本列島ですが、今回の台風についてはかなり前からその被害が大きくなることを広報して、避難指示が出されたため、多くの人が早々と、しかもホテルなどに非難…

またまたの台風

台風が多かった夏が過ぎようとしているこの時期に、またまた大きな台風が列島を過ぎようとしています。同じ地域が何度も被害を受けていることに気を揉みつつ、それでも勝手なもので我が家が被害に遭わなかったことにホッとしているのです。今回も何日か前か…

台風の後で

25年ぶりという大きな台風が去り、幸い大きな被害もなく過ぎ去っていったことに感謝の朝を迎えました。朝夕の虫の音に秋を感じるようになっていたこのところですが、今朝は高くなった空と、心地よい風がさらにその感を強く感じさせてくれます。今日は収穫し…

原爆忌

今年もこの日を迎えました。さくらは毎年の午前8:15に黙とうを捧げてきました。高校での修学旅行で長崎をめぐり原爆病院、平和公園などを訪問したこと。娘の高校時代には同じように平和学習の一環として、修学旅行ではクラスごとに広島か長崎を訪ねるという…

床掃除

ずーっと、気になっていたキッチンの床の掃除をしました。いろいろ試みた結果、セスキ炭酸水を使ってみると気持ちよく今までの汚れが落ちたのです。2時間ほどかかってきれいになった床、気分もよく自家製シソジュースで乾杯です。素足でペタペタ歩いてみまし…

今日は縮絨を

この秋に織り貯めた布のいろいろですが、縮絨できないまま12月に入ってしまいました。11月は風邪ひきの影響で、何となく日々を過ごしてしまったので、今日は朝からの陽ざしにお洗濯をと張り切りついでに、織り上げた布の縮絨を午前中いっぱいかけて終わらせ…

コンサート

昨夜は紀尾井ホールでのコンサートを楽しんできました。荘村清志の70歳の誕生日記念リサイタルでした。”語るギター 歌うギター”と題して開催され、会場はさすがに年配の観客でしたが、中には若い方が混じっていたのも嬉しく思えるコンサートでした。ギター・…

芸術の秋?

少し前の夕刊に”荘村清志、70歳記念リサイタル”のタイトルの記事を見つけました。以前から知ってはいても、その音を実際に聞いた事はありませんでした。ナルシソ・イエペスに学んだ彼らしく、スペインゆかりの曲をソロで演奏するとともに、「プラテ―ロとわた…

もう一枚

草木染めしてあった絹の夏糸を使い切ってしまおうと、同じ織りで5枚のストールを織り上げました。最後の1枚のための整径を終えて、糸は機に掛けられる時を待っています。少しずつ残ってしまう糸を使って、経糸は何色かの糸を掛け、緯は1色で織り上げました。…

生憎の

暫く前から猫ヒタの手入れをと思いつつ、お天気とさくらの都合が合わないまま、今朝も張り切って起き抜けに身支度を整えて表に出てみると、生憎の雨空です。諦めて朝湯に体を沈めて今日の予定の練り直しです。時間が空いたので、少し前に買って時々開いては…

芭蕉布物語

ネットで偶然目にした『芭蕉布物語』の復刻版を、書店に注文しておいたところ、昨夜入荷の連絡が入ったので、早速取りに行ってきました。昭和17年8月、柳宗悦が日光中禅寺湖畔で執筆したと記されています。松井健の「芭蕉布物語 解題」が付されていて、現代…

立春

今日は立春。朝から陽射しは明るくさくらのやる気を誘っています。11日までに作業が出来る日が限られて、いよいよの時は衣類の何枚かは、当日持って行ってもと考えながら、今日もこれから仕立てやさんです。おりひめ仲間のSさんからお借りしている句集を今朝…

霧の朝

夜の明けきらない早い時間に、新聞を取りに庭に出てみると、霧に街灯が滲んでいます。霧の景色を目にしようと、何時もより40分ほど早く雨戸を開けました。新聞に目を通していてふと気がつくと、霧が先ほどよりさらに深く街を包み、ブルーベリーは真っ白な背…

朝のお土産

このところの朝の寒さと、夜明けが遅くなったことで、朝のウォーキングの時間が、夏の頃と比べると1時間も遅くなっています。一日の始まりの前に歩くのが好都合と言う事もあって、今は6時少し前に家を出ます。何時もの川沿いでは、カモの群れが日々増えて、…

古本

またまたの台風情報に、今日も午前中は銀行と食料品の買い出しを予定していました。銀行のついでにいつもの1000円カットで、少し伸びた髪を整え、次の予定をと駅ビルの中を通り抜けようとして、ふと目にした「古本市」の広告に心惹かれて、1階の会場を覗い…

狂言の会

土曜日の午後、当地の市制施行50周年記念事業の狂言の会が開催されました。毎年隣町での狂言の会と、当地での狂言の会を楽しみにしているさくら親子ですが、当地での開催は何時も古い繊維研究所だった工場跡の会場で、暑さと狭さで演者も観客も大変でした。…

読書

10月の吉祥寺の猫祭りに出店していた小さな露店で、猫関連の古本を何冊か買いました。『ねこの秘密』『アブサン物語』『かえってきたアブサン』『キャッツ』『黒猫』『ねこに未来はない』。『琉球布紀行』を読んでいたので、やっと猫本を読み始めたところに…

読書

読書の秋と言われるこの季節ですが、日頃から出かけるときは、文庫本を持って出るのを習慣にしています。暫く前のおりひめの帰りがけに、途中まで一緒のおりひめ仲間のAさんに紹介されて、すぐ取り寄せて読み始めた澤地久枝さんの『琉球布紀行』彼女が沖縄の…

届いた糸で

昨年、地元の機屋さんで手に入れた残糸を経糸にして、届いたばかりの糸を緯に、5m弱の布を織りあげました。このところ同じような長さの布を続けて織っています。7、8枚の布が織り上がって、次に織る糸を決めかねて、昨日から手持ちの糸をあれこれ漁っていま…

織りの日々を

軽くなった気持ちのままに、買ってあった糸を使って5m程のウールの糸を機にかけました。撚りのかかっていない糸は切れやすいのですが、それだけにどのような布になるのか、楽しみ半分、ドキドキの気持ち半分と言ったところです。今日は台風並みとの気象予報…

片づけ

家の中の片づけがとりあえずながらひと段落して、以前から気になっている庭の物置きのの片づけが、天候の都合でできないでいます。その間に、終わらない梅雨の雨に打たれて、バラなどの葉が落ち葉となって地面を汚しています。落ち葉に黴が出ると、植物に病…

思いがけない収穫

今月の最初の日曜日に、おりひめ仲間と糸を買いに行った機屋さんに電話で、買った糸の色違いの糸を買いに行く約束をして、近くの川沿いの道を急いでいました。川の向こう岸で作業をしているモーター音が聞こえてきました。桜の枝下ろしのようでした。とっさ…

高校野球

プロ野球をわざわざ見る事のない我が家ですが、高校野球は毎年良く見ます。若者の頑張りと、応援団の熱心さにいつも熱い思いを感じながら、テレビにくぎ付けの日々を送ってはいるものの、今年は豪雨による災害のニュースを間にはさみながら、複雑な思いを抱…