朝日歌壇で

日曜日の朝日歌壇で楽しみにしている投稿者の中の一人に十亀弘史氏がいます。政治活動の中での受刑との事で、事の真偽はさくらにはわからない事件ですが、短歌だけの世界の氏の作品が気になって以来、投稿されるたびに娘と楽しみにしてきました。年末の投稿で「百日の後には満期出獄す秋の蒲公英絮を放てり」とあり、「いつ出獄なのかしらね」と話し合っていました。昨日の歌壇で「出獄へ一月切れば酷寒が迫りくるのに軽くなる息」と投稿されていました。今朝検索してみたところ、昨日が出獄日とのことで晴れやかな笑顔を拝見できました。法廷闘争を凌いでの出所に氏の心の強さを思った情報でした。

 

最後の1枚と思って仕上げたマフラーを加えて、5枚の中から3枚を伊豆に送ろうと思って眺めていて、ふとサイズが足りない1枚が気になって、これをもう1度織ってからとの思いに駆られました。糸も少なくなってあるだけの中から整経しなければならないので、少々面倒な整経になりますが、納得するためにはやるだけです。今日は残り少ない糸をやりくりして糸掛けに精を出すことに。もう少しの頑張りが必要です。

 

 

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