夜遅く

昨夜の11時半頃のこと、遊び部屋で手仕事中のさくらに「地震」と言って娘が入ってきました。気が付くと本当に地震の案内放送が不気味な音を広報して「地震です、地震です」の声と共に夜更けの町に響いています。10年前の地震の余震との事、いまだにあの地震に連なる状況が続いていることに地球の大きさを思い知らされるようです。今月になって「あの災害から10年」というフレーズと共に、テレビでも新聞でも地震後の情報が溢れるようになりました。「忘れた頃に」と言われつつもあの大きな災害はまだまだ忘れようもない今、また起きた大きな地震に不安を募らせたのは東北の方たちだけではないでしょう。

 

リビングに入る日差しが明るくなって、日中のリビングは暑いくらいの日々が続いています。「手作りのお店 コスモス」の展示品もそろそろ入れ替えなければと考えていたさくらですが、待ちかねたSさんに「手提げが欲しい」と言われて、いよいよという感じで裂き織りの布、麻布などを取り出してのろのろと作業に入り始めました。例によって行き当たりばったりの作業は、行きつ戻りつの手作業でなかなか捗らず、1日中格闘しても夜になってやっと出来上がりという始末です。明日はいくつか届けられたらと思いつつ、これから仕上げの作業に精を出します。

 

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