香りとともに

例年よりひと月近く早く、甘い香りを放ってモッコウバラが咲き始めました。今年はほかにもクリスマスローズは咲き終わり、ブルーベリーはもう小さなつぼ型の花を咲かせ始めています。今年の初めに大小2本あるブルーベリーの木の剪定を、いつものようにさくら流に、適当に刈り込んだので、今年はあまり咲かないかもと思っていましたが、どちらの木にも思った以上のたくさんの蕾がついて、それがこのところの暖かな陽気に誘われて、どちらの木の蕾も赤味を帯びた白い小さな花が、ふっくらとわずかに膨らみを増して、今から収穫の時を楽しみにしています。

 

今朝は南風の吹く暖かな陽気に生ごみを集積所に運んだあと、年内から咲き続けているローズマリーの花を片付け、猫ヒタの手入れを思いたって長靴に履き替えました。花が終わって元気のなくなったシクラメンの鉢替え、日本スミレ2株を鉢から地植えに、芽をのぞかせ始めた名も知らぬ草ぐさを抜きながら、冬越しした花の芽を探しました。チョコレートコスモスオキザリスアネモネ、咲き終わった日本スミレの足元ではこぼれ種からもう小さな双葉が覗いています。先日地植えにした2種類のガザニアは銀色の小さな葉が出始め、デルフィニュームは、ラベルの青い花に惹かれて3株を地植えにしました。そのうちの一株の花径が伸びて、蕾が膨らんできていたので楽しみにしていたのですが、白花のように見えて少しがっかり、後の二株は葉の色が少し違うのでもしかしたらと期待しています。