テレビ

テレビの見たい番組が少なくなって、昨夜は久しぶりに遅い時間に、演出家宮本亜門と、デュオグループゆずの北川悠仁の、創作活動への思いを語った対談番組でした。それぞれの拘りと、創作への思いが伝わる1時間で、来週への期待が膨らんだひと時でした。

いつもの就寝時間に終わった番組だったので、さあ寝室へと思ったとき、テレビの画面にひきつけられて、更に1時間30分、テレビにくぎづけの時間を過ごしてしまいました。「カネミ油症・母と子の記録」40年以上も前に起きたこの事件が、未だに解決できず、更に認定されないまま苦しんでいる、次世代の子供達がいる事に衝撃を覚えました。

さらに日本でのこの事故から10年後に、台湾でも同じ事故が起き、そこでは当事者とその子供までもが、20年にわたって、健康管理の為の対象として見守られ、医療費の免除の対象になっている事、今の日本の状況と照らし合わせてみると、この国が国民を守ってくれるのか、今尚この不安感を拭えない時代にいる事に、未来はあるのかと考えてしまう時間でした。

それにしても、いつも思うのは是非大勢の人々が見て、話し合う事が出来たらという番組が、なぜ遅い時間帯に放映されるのかと、疑問に思うのはさくらだけなのでしょうか。


f:id:sakura1944:20210530170116j:plain:w230