柚子もぎ

昨日の柚子もぎは、応募者の中から抽選で選ばれた20人が、2台のマイクロバスに乗り込んで、山道をくねくね登りながら柚子の畑にたどり着きました。1時間足らずのバス旅ですが、随分上のほうまで登ったようで、眼下に見知らぬ街が広がっています。

大きな柚子の木1本の柚子を、10人で採り放題です。頂いた帆布の袋は、30×40×10程の大きさですが、大きな柚子で40個は入る大きさです。採り方はそれぞれで、大きな物、綺麗な物を探して採る人がほとんどです。さくらはあまりそれらの事は気にならないので、手の届く範囲で、次々に袋に入れていきました。片手に下げた袋はすぐいっぱいになって、手に提げるのも大変なくらいです、「お終い」といって下におろして風景を楽しむ事に。皆さんの袋の中はまだ半分にもなっていません。

適当にバスに戻ろうと、駐車場になっている場所に戻ってみると、「タブの木 天然記念物」という表示が目に入りました。探していた木です、そこから下ってみると、初めて目にする大きなタブの木が林の中にそそり立っていました。持っていた鋏を取り出して、ひこばえの枝葉を少し頂いてきました。どんな色になるのか、今朝はそのタブの木の色を頂くために、大鍋で炊いています。