友を思いつつ

日頃、色々な事が起きる毎日を過ごしながら、淡々と受け止める事の多いさくらですが、先ごろ亡くなった友を思う事が多い日々が続いています。元気でいた時から、気にはなっていた友ですが、彼女の悲しみを背負った日々を思うと、今自分の置かれている環境に感謝を覚えるさくらです。

キリスト者である彼女は信仰を持った事で、さくらが考えるほど深刻でなかったのかもしれません。天国に向かって凱旋し、教会の方々も「また会えますから、悲しんではいけない」というお話でした。簡素な、暖かい心のこもった「前夜祈祷会」を思いつつ、良い時に旅立った友を思っています。手入れのされた彼女の自宅の庭では、お気に入りであったらしい、白い、一重の秋明菊が満開で、彼女の昇天を祝福しているようでした。


f:id:sakura1944:20150925154208j:plain:w300