古い、仲良しの友人が亡くなりました。長い付き合いで、遠くはない距離に居ながら、色々な事情で、彼女の都合に合わせたつきあいをしてきたので、頻繁に会う事はなく、2年前に彼女に起きた出来事を知って以来、ただ連絡を待つ状態が続いていたのです。最近では買い物ついでに出会う事もなかったので、会うのがつらいのかしらと、娘と話していた矢先でした。
おそらく、深い悲しみを抱えたまま召されたであろうことが察せられて、彼女が通った教会での前夜祈祷会に出席しました。「許されるならもう少し生きたい」と語っていたと言う牧師の話に、諦めと希望の中で、さくら達近くにいた者たちにも言えない悲しみの中にいた事を知ったのでした。
