次の機を

高機を手放し、以前から考えていたおりひめの機を注文しました。今使っている機はおりひめの機の中では、一番小さい平織りの機です。偶然回りまわってさくらの手許に来たもので、おりひめの機の中でも随分古いものでした。電話番号も分からないおりひめ工房を捜しまわって、やっとたどり着いたのが今通っている工房です。今は施設に入られている先生にお会いできて10数年、大事に思えるおりひめ仲間との活動は、さくらにとって毎日の織りの原動力です。

このところの織りは、自分で染めた様々な糸を使いきることを念頭に、ほとんど毎日機に向かっています。糸を出してみると、サクラで染めた糸の多い事に驚きます。伊豆の兄の知り合いからのサクラが多く、サクラを切ったから、切っている所があるからなど、その都度情報を入れてくれ、送ってくれるのは義姉です。何時も気持ちの良い1歳違いの義姉は、頼りになる情報源です。


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