ウォーキングで

2日ぶりのウォーキング。ミツバツツジ、カイドウ、紫モクレンユキヤナギ、この時を待っていたかのように、つぎつぎと咲き始めた花々。川沿いの土手はうっすらと、サクラの絨毯が敷き詰められていました。足元にはホトケノザ、オドリコソウに交じって、カラスノエンドウも咲き始め、とりどりの紫が楽しめ、この時期のウォーキングの楽しさは格別です。

何時も通りのコースの終わりにふと「あの白いサクラは咲いているかしら」と気になって、少し足を延ばしました。一昨年の事、娘と二人での散歩の折でした、近所のお寺の塀越しに真っ白なサクラが咲いていました。始めてみる真っ白なサクラに感動して、来年を楽しみに帰宅したのでした。翌年、サクラはばっさりと伐られ、一輪の花も見られなかったのです。

期待して観に行ったサクラは、真っ白な花弁が曇り空に溶け込むように、いくつかの枝に二輪、三輪と、少し寂しげに咲いていました。これから葉が出て、枝が伸びたら、来年こそはと思いながら塀沿いの路地を後にしました。


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