藍の生葉で

沢山沢山あったラフィアと綿麻を使い切るために、ランチョンマットとコースター、その他のものに織りあげて、残っていた細い細い糸状になっていた繊維まで使い切ってラフィアが全部なくなりました。気持ちもすっきりと、次の作業をと思ったのは、台風が近づいていたこともあったからで、プランターで育てていた藍が気になっていました。「藍の生葉染め」をと思いついて、早速いくつかのプランターの藍を刈り取り、木綿の袋に入れて揉み出して、手持ちの絹糸を染めました。むら染めになったものの、真っ白な糸に助けられて、きれいな空色に染まって嬉しい染物時間となったのです。15cmほど残した藍は8月の終わり頃にはもう一度染められるほどに育つことを期待しています。

空いた機を眺めながら次の織りを考えて思ったのは、手持ちの藍染め糸を使うという事でした。思いたったらすぐ整経です、昨日の夕方から始めた整経、糸掛けは今日中には織り始めたいと、ただ今洗濯機を回しながら作業中です。手を藍に染めながらの作業は気になりますが、これも本藍だからと思いつつの作業です。