糸巻き

さくらの遊び部屋の片付けをしなければと思うたびに、枷になっている糸を玉巻きしてからと思いつつ、ついつい機に向かうことに時間をさいてしまい、染めた糸、頂いた糸など、引き出しの中、プラケースの中、作業台の上と、あちらこちらに取りあえず片付けたつもりの糸があるので、木綿のストールを織りあげたタイミングで、沢山の糸を玉巻きすることにしました。

糸もいろいろで、手紬の木綿糸、太いもの細いもの、とりどりのサクラ染めのキビソ、育てた藍の生葉で染めた絹糸、織物工場のセールで手に入れた木綿の残糸を、サクラで染めた糸などなど、玉巻き器で玉にしたり、手巻きでボール状に巻いたりと、糸によっていろいろで、手間も時間もかかって一日かかってやっとひと枷、ということもあって、まだ暫くはかかりそうです。これが終わったら遊び部屋の片付けをと思いながら、機はリビングの隅でパッチワークの布をかけてひと休みです。