次は

キビソ糸を織り終えて、古いベニバナ染めの夏帯を裂いて小さな裂き織りの布を織り上げました。織っているうちにクマのぬいぐるみにしたら可愛いかもと思いつき、大きめの型紙を当ててみると、もう少し足りません。小さめでもと思ったのですが、可愛い色が気に入り、やはり最初に考えた大きさがいいと思い直して、ただいま経糸をつないでいます。骨董市で見つけたこの帯はベニバナで青海波を絞り染めした絽の帯で、娘にと思い買い求めたのですが、小さな虫食いがところどころにあって、さすがに使用に堪えないので、裂き織り糸にと裂いて置いたものです。綺麗なベニバナの色は、以前自分で染めてみて、その大変さを実感していたので粗末には扱えません。明日には織り上げて早くぬいぐるみに仕上げたいと思っています。